お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴2年
Jさん(50代)

静けさの中で気持ち良く文字を書いている自分がいて、
今まで知らなかった感覚を見つけました。

公文書写に通い始めた頃、教室の雰囲気がとても印象的だったことを覚えています。だって窓の外は電車や車の生活音が溢れているのに、ガラス一枚隔てた室内は無駄な音が一切なく、ただ筆を運ぶ音だけが響いているんです。教室にいる全員が文字に向かっていて、空気が澄んでいる気がしました。

実はそれまで体調を崩して家にこもりがちで教室に通うのも少し不安だったのですが、実際この空間に身を置くと静けさの中で気持ち良く文字を書いている自分がいて、今まで知らなかった感覚を見つけたような新鮮な気持ちになりました。

それを機に気持ちも前向きになってヨガや発声教室にも通えるようになりました。公文書写のおかげでいろんなことに挑戦できるようになった気がします。

書写を始めたことで、少し世界が広がったんですね。

教室ではいつも先生が優しく指導してくださいます。書き方はもちろんのこと、筆の持ち方や姿勢まで本当にていねいです。もう習い始めて約2年、最近分かってきたのですが文字は「書く手」と「呼吸」のタイミングが大事なんですね。例えるなら、手先だけでなく体全体で書く感じ。少しコツが分かると励みになります。

それに、こうして手応えを感じるとますます書くことに気持ちが向かいます。先日も主人と旅行に行ったとき、お寺で写経に挑戦しました。今まで何度お寺に行ってもまったく興味を持つことがなかったのに、急に「書いてみよう!」という気になったんです。また冠婚葬祭の記名も、長い間主人と押し付け合いをしてきましたが最近では自分から進んで書くようになりました。書写を始めたことで、少し世界が広がったんですね。

公文書写できちんと正しい文字を学んだ上で、
自分流のアレンジにも挑戦してみたい。

今は筆ペンを学習していますが、ひと段落したら毛筆にも挑戦してみたいと思っています。理由は、創作文字を書いてみたいから。創作文字というのは、例えば「笑」という文字だったら、本当に笑っているような楽しさを表現した文字のことです。以前、メッセージカードに書いていただいたことがあり、とても印象的だったので今度は私も友だちに贈りたいと思っています。

だけど、まずは基礎がきちんとできてから。公文書写できちんと正しい文字を学んだ上で、自分流のアレンジにも挑戦していきたいと思っています。