お子さまから大人の方まで、くもんの書写は、選べる4教科
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100人100筆
私と書写のあるくらし

※書写歴は、取材時における年数です。

書写歴7年
Mさん(90代)

公文書写に通い始めたのは、たしか88歳の時。
毎日、勉強ですね。

公文書写に通い始めたのは、たしか88歳の時。今年で7年目になります。教室のことは、前々から気になっていましたが、なかなか勇気がなくてね。無料体験学習をきっかけに思いきって教室を訪ねました。

今は家でも、毎日2時間ほど学習しています。最初に3~4回下書きをして、それから教材に清書するのです。それでもうまく書けない時は、教材の上に別の紙を貼って納得するまで何回も何回も。歳をとったら、若い人のようにさっさと頭に入ってきませんから。これくらい繰り返さないと身に着かないのですよ。

時々、夜中にふと目が覚め、「どうして、あの字は上手に書けなかったのだろう?」と教材で書いた文字を思い出すこともあります。そういう時は、頭の中で「ここをこう書いて、次にこうして…」とあれこれ考えてみるのです。翌朝起きたら、さっそく机に向かって「あ、そうすれば良かったのか」と合点することも。毎日、勉強ですね。

教室の元気な子どもたちに、思わず「おばあちゃんも
頑張るから、あんたも一生懸命しなさいよ」と、
いかにも先輩らしいことを言ってみるのです。

教室に通うと、子どもさんたちが賑やかで楽しいですよ。元気な子どもたちの姿を見ていると、こちらまで勇気が湧いてくるようで。思わず「おばあちゃんも頑張るから、あんたも一生懸命しなさいよ」と、いかにも先輩らしいことを言ってみるのです。あたしの方が頑張らなきゃいけない立場なのにね(笑)けど、子どもたちは素直に「はーい!」と返事するのですよ。人間は歳をとると頑固になるけど、やっぱり素直な方が良い。子どもたちから、そのことを教えてもらいます。

書くことは私の宝、
私の大切な友達です。

通い始めた当初は本当に続けていけるか心配でしたが、とにかく先生が優しくてね。年寄りの私にも、気長に付き合ってくれるので、私も歳がいっているからと手加減せず、「だめなところはだめと言ってくださいね」と先生にお願いして、毎日せっせと学習に励んでいます。

書いているとね、不思議にも疲れないのですよ。文字を読むと目が疲れるのに、書いている時はまったく。きっと書くことが楽しくて、没頭しているからでしょうね。書くことは私の宝、私の大切な友だちです。