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Vol.228 2017.09.26

「手紙に関する意識調査」結果発表!

公文書写学習者は、
「親しい方や、離れて暮らすご家族、
お世話になった方に
手書きで手紙を送りたい」

近年はパソコンやスマートフォンを利用することが多く、手書きで文字を書く機会が減ってきています。そんな現代社会において、皆さんは「手書き文字」や「手紙」について、どのように考えているのでしょうか。今回、30代~50代の公文書写教室に通われている学習者250人と、書写を習っていない一般の方600人を対象に「手紙に関する意識調査」を実施いたしました。今回は、その調査結果について、お伝えします。

目次

もらってうれしい手紙とは?

皆さんは、どのような手紙をもらってうれしいと感じますか?調査では、手書き文字、特に美しい文字の手紙をもらうとうれしいと思う人が多いという結果が出ました。手書きの手紙は「心が伝わる」「相手を思う」特別感があり、素敵な便箋や切手、季節感があるものにも、価値を感じられているようです。「自分のことを思ってくれている」「いつまでも保管しておこう」と、いただいた方の心に残る大切なものとなるかもしれません。

Q:「もらってうれしい」手紙をお答えください (複数回答)

1位 美しい文字で書かれている(45.7%)
2位 手書きで書かれている(37.3%)
3位 自分だけに書かれている(35.5%)
4位 素敵な便箋に書いてある(25.7%)
5位 ユーモアがある(25.2%)
6位 季節感がある(20.5%)
7位 素敵な切手がついている(14.3%)

手書きのよさはわかっていても、手紙を書いたりもらったりした経験のない人が約3割!

もらってうれしい“手書きの手紙”。しかし、実際に手紙を手書きで書いたり、手書きの手紙をもらったりする機会は少ないようです。手書き文字は気持ちが伝わるものだと感じてはいるものの、文字を書く機会が減り、自分の字に自信が持てないという方も増えているのかもしれません。

 手書きで手紙を書く頻度
手紙を書く頻度 グラフ
 手書きの手紙をもらう頻度
手紙をもらう頻度 グラフ

一方で、コメント欄には下記のような素敵なエピソードもありました。

「もらってうれしかった手書きの手紙」(コメント欄より抜粋)

・高校受験のときに、お弁当箱の下に母からの応援の手紙が入っていたとき(30代・女性)
・誕生日のときに、プレゼントに添えられた子どもからの手紙(50代・男性)
・退職した先輩からいただいた、美しい文字で書かれた感謝の手紙(50代・女性)
・高校時代の友人たちとの文通や結婚式の招待状は今でも宝物(30代・女性)
・母の日に子どもからもらったカーネーションと手紙(40代・女性)
・5歳の子どもから「パパだいすき」と書かれた手紙(30代・男性)
・中学生のときに国語を教わった恩師からいただいた手紙(40代・男性)

手書きで手紙を送りたい相手は?

手書きで手紙を送りたい相手は?

本調査では、公文書写教室に通われている学習者と、書写を習っていない一般の方にご回答いただきました。学習経験の有無で、意識に差はあるのでしょうか?「手書きで手紙を送りたい相手は?」という質問に対する結果をご紹介します。

Q:手書きで手紙を送りたい相手は?(複数回答)

【公文書写学習者】
1位 友人・同級生(63.6%)
2位 母(37.7%)
3位 恩師(31.8%)
4位 父(27.2%)
5位 子ども(25.9%)
【一般の方】(書写未学習者)
1位 書きたい相手はいない(34.3%)
2位 友人・同級生(26.3%)
3位 母(21.8%)
4位 恩師(16.8%)
5位 父(15.3%)

最近は、身近な人にはLINEやメールでメッセージを伝えることが多くなっています。そのような中にあって、公文書写の学習者には「親しい方や、離れて暮らすご家族、お世話になった方などに手書きで手紙を送りたい」という方が多いことがわかります。習ったことを生かして「手書きで自分の気持ちを伝えたい」という相手への思いの表れではないでしょうか。

一方で、書写を習っておらず、手書きの機会も少ない方の3~4割は、「手書きの手紙を送りたい相手がいない」という結果となっています。公文書写学習者では同じ回答は1.7%とかなり低いことから、未学習者の方は自分の文字に対して「自信がない」「書き方がわからない」といった理由があるのかもしれません。

【公文書写では「ペン習字教材」をリニューアルしました!】

公文書写では、どなたにも日常生活の中で美しい手書き文字が書ける楽しさ・喜びを実感していただけるよう、「ペン習字」「かきかた」「筆ペン」「毛筆」4教科を実施しています。教材は実用性に重きをおいた内容で、基礎・基本から徐々に高いレベルへ進んでいきます。今回リニューアルした「ペン習字教材」は、ひらがなからカタカナ、漢字、文章とレベルアップしながら、はがきや手紙などの実用的な学習要素もたっぷり盛り込まれ、実生活で役立てることができます。リニューアルにより、より多くの方々に、これまで以上に「楽しく、楽に」学習していただけ、高い学習効果が得られるようさまざまな工夫をいたしました。初心者の方、仕事や実用の場面で生かしたい方、手書きの手紙を出してみたい方など、目的に応じてどなたでも楽しく学習しながら、文字が上達していきます。また、「今さら・・・」と思われている方でも、公文書写は「だれでもいつからでも」学習を始められます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

関連リンク 公文エルアイエルサイト 文字に関する意識調査|プレスリリース 手紙に関する意識調査|プレスリリース 「美しい文字」に関する意識調査|プレスリリース

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