OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2017/03/10更新

Vol.042 フリーアナウンサー
山本ミッシェールのぞみさん  前編

与えられたチャンスには
心を開いて応えることで
世界はもっと広がっていく

山本ミッシェールのぞみ (やまもとミッシェールのぞみ)
父親の仕事の関係で、アメリカで生まれ、イギリス、日本、フランス、ドイツで過ごす。筑波大学比較文化学類比較文学を卒業後、NHKに入局。京都局の記者を経て、退職後はフリーアナウンサーに。現在は、NHK国際放送局のキャスターをはじめ、数々の国際会議のバイリンガルMCのほか、非常勤講師としても大学や企業で英語やコミュニケーション学を教える。公文式はアメリカ在住時に学習。

幼い頃から複数の国で過ごし、その国の言語や文化を直接肌で感じながら学んできた山本ミッシェールのぞみさん。現在はフリーアナウンサーとして、「日本文化を伝える」ことを使命に感じながらお仕事に取り組まれているそうです。そしてその原点には、意外にも「人見知りで臆病な少女時代の自分」にあったと言います。

言語習得のヒントは公文式にあった!?

小学校6年生からはフランスに引っ越しました。そこではまたアメリカの学校生活とは全く違う女子校で、しかも規律の厳しいミッションスクールに編入し、今度はフランス語を一から学ぶことになりました。

しかし、そういう生活の中で決めていたことがあります。それは、「現地の言葉は1か月で喋れるようになろう」、「学校の勉強は2か月でみんなと同じくらいにできるようになろう」ということでした。

その頃、身につけていたのは言語習得の技でした!海外での引っ越しをくり返すうちに、小さいながらにどうすれば一番効率よくその国の言語を覚えられて、友だちができるかを考えるようになりました。そこでもじつは公文式もヒントになりました。多くの場合、人は勉強をするとき、難しいところに手を出してしまいがちですが、逆に、自分が興味ありそうな会話が載っている、一番うすい本を買って、それをとにかくくり返し読むようにしました。

全部のページを暗記するくらいの気持ちで文を何度も読み返して、そしてそれをすぐに使ってお友だちに話しかけてみる。覚えては使うことをくり返して、その精度をどんどん高めていくんです。そのうちに、「この文のここを置き換えると、もうちょっと会話に幅が出る」とか、「この言葉を足すともっと長く喋れるようになる」と分かってくるようになりました。

また、通っていた学校では教科書をあまり使わず、先生が「ここからディクテ!」と言うと、先生が音読することをどんどんノートに書いていく、いわば自分で自分の教科書を作るような学び方でした。フランスでは、このような書き取りのことを「ディクテ」といいます。なので、フランス語ができないと本当に授業についていけない。そこでは、今までとは違う勉強法を叩き込まれました。

その学校で一番面白かったのは歴史の授業でした。学校があったのは、歴史的建造物がたくさんある街でした。先生が、「じゃあ今日は街へ行きましょう」と言って、「この建築がルネサンス様式ですね、そしてこれがゴシック…」と作られた背景や面白い話も交えながら教えてくれる。記憶に残る忘れられない授業でした。子どもの頃に色々な国で色々な勉強法に触れることができたのは、間違いなく私の財産になっていると思います。

後編を読む

関連リンク
株式会社メリディアンプロモーション


 

 

後編のインタビューから

-小さい頃からお父さまにずっと言われていたこととは?
-メディアの仕事へ進むことになった経緯
-山本さんのポリシーといつも心に持っている言葉とは?

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