OB・OGインタビュー
Catch the Dream - 夢をかなえる力

2014/05/09更新

Vol.009 ピアニスト 河村尚子さん  前編

世界中の人々と
音楽喜びを共有しながら
自分自身も成長を続けていきたい

河村尚子 (かわむら ひさこ)
1981年、兵庫県生まれ。父の転勤に伴い5歳で渡独。ハノーファー音楽演劇メディア大学でピアノを専攻。多数の音楽コンクールで優勝・入賞を重ね、2006年にミュンヘン国際コンクール第2位、2007年にはクララ・ハスキル国際コンクール優勝。日本でも、2012年に芸術選奨新人賞を受賞した。ソロリサイタル活動のほか、ウィーン交響楽団、サンクトペテルブルク・フィルなど各国の交響楽団とも共演し、世界的な注目を集めている。

数々の海外音楽コンクールで優勝・入賞し、日本でもよみうり大手町ホールの開館記念コンサートで演奏を披露。今もっとも注目される若手ピアニストの一人が、河村尚子さんです。5歳からドイツで暮らし、現地の文化を吸収しつつも日本人の心を大切にしてきた河村さんに、グローバルに活動していく上で大切にしてきたことをうかがいました。

自分の伴奏でみんなが歌ってくれたうれしさ

幼児期にピアノをたしなんだことのある方は多くても、それを職業にしようと志す人は、それほど多くないかもしれません。私の場合、小学3年生ぐらいで「ピアニストになりたい」という夢を持ったのですが、それは「看護婦さんになりたい」「トラックの運転手になりたい」といった子どもが無邪気に抱くタイプの夢でした。

当時、私の通っていたデュッセルドルフの日本人学校で、歌の伴奏を頼まれたことがありましたが、そのとき、自分の伴奏でみんなが歌ってくれたことがうれしかったのを覚えています。伴奏といえば、NHKの『みんなのうた』のメロディーを聞いて、伴奏をつけて遊んだりもしていました。

ピアニストになる覚悟を試されたのは12歳、ポーランド人の先生に師事したときでした。初めてのレッスンのあと、「次のレッスンに来るまでに本気でピアニストになりたいかどうか、考えてきなさい」と言われ、ピアニストの生活は、自分との闘いの連続だと教えられました。それからは、以前より自分の音をよく聞いて確認しながら、練習を積み重ねていくようになりました。

その後、ピアノを演奏するということの難しさ――例えば、作曲家が40代で書いた作品を、技術的にだけではなく心情的にも、10代の自分が十分理解して演奏することの困難さ――を思い知り、ほかの道を考えたこともありました。しかし、父親が海外赴任を終えて日本に帰ることになったとき、母と二人でドイツに残る決心をしてピアノを学び続け、最終的にピアニストの道を進むことになりました。

持ち時間2~3時間の大きなコンクールで入賞するポイントとは?

関連記事

2014/05/16更新

Vol.009 ピアニスト 河村尚子さん

世界中の人々と音楽の喜びを共有しながら自分自身も成長を続けていきたい

2014/04/11更新

Vol.008 フォトジャーナリスト 渡部陽一さん

戦火のなかの子どもたちの声を世界に届けて彼らの笑顔を取り戻したい

2016/01/08更新

Vol.028 柔道家 野村 忠宏さん

積み重ねが強い自分を作る 父の言葉が自分の柔道人生を導いてくれた

2015/08/28更新

Vol.023 指揮者 浮ヶ谷孝夫さん

「なりたいこと」「欲しいもの」の ために 叶うまで努力をする 「できる」喜びが未来を拓く

2015/08/23更新

Vol.023 指揮者 浮ヶ谷孝夫さん

「なりたいこと」「欲しいもの」の ために 叶うまで努力をする 「できる」喜びが未来を拓く

バックナンバー

2017/06/07更新

Vol.044 仕掛学者 松村真宏先生

予想は裏切られた方がおもしろい ゴールに向かう道の途中を大切に

2017/04/07更新

Vol.043 労働経済学者 浦坂純子先生

積み重ねることで 見える景色は変わってくる 足元の一歩一歩を登って道を開こう

2017/03/10更新

Vol.042 フリーアナウンサー
山本ミッシェールのぞみさん

与えられたチャンスには 心を開いて応えることで 世界はもっと広がっていく

2017/02/03更新

Vol.041 プロゴルファー 武尾咲希さん

一打一打の積み重ねが 高みにつながるから 「結果」に至る「内容」を大切に

2017/01/06更新

Vol.040 森林政策学者 東南アジア地域研究
原田一宏先生

人生は一度で決めなくていい 回り道の経験は無駄にはならない 可能性が1%でもあれば挑戦しよう

記事アクセスランキング

おすすめ記事 Recommended Articles
KUMONトピックス
Feature Report 進化し続ける活動
カテゴリーを表示
NEW
Vol.215
児童養護施設でのKUMON-飛鳥学院
将来の自立に向けて、 もっと自分の可能性を 引き出してほしい
Vol.214
くもん出版の将棋シリーズ
「できた!」を積み重ねて「わかる」に ~公文式のよさを生かした商品づくり~
Vol.213
Baby Kumon 5周年
毎日の子育てをみんなで楽しむ 「Baby Kumonやりとりひろば」が オープン!
Vol.212
英語で視野を広げよう!
世界に触れ、仲間たちとともに 踏み出す一歩 -第9回 Ambassadors of Peace Network」(APN)開催-
スペシャルインタビュー
Academic Milestones 学びを究める力
NEW
Vol.043 後編
海洋冒険家
白石康次郎さん
自分の幸せのために 思いの方向に舵を切ろう
Vol.043 前編
海洋冒険家 白石康次郎さん
自分の幸せのために 思いの方向に舵を切ろう
Vol.042
社会的投資研究者 伊藤健先生
「誰かのために」と考えたとき はじめて学びに対する意欲が湧く 「自分ごと」と「社会ごと」を重ねてみよう
Vol.041
宇宙飛行士 山崎直子さん
興味を温めていれば やがて道はつながる 自分がいる今を大切に歩もう
KUMON now! フェイスブックページ
KUMON now!に「いいね」して、子育てに役立つ情報を受け取ろう!

What’s
KUMON?

これまでも。これからも。
KUMONはずっと
「学ぶ集団」であり続けます。

KUMONは、50の国と地域に、 「学び」を提供しています。

乳幼児から高齢者まで。
生涯を通じて学ぶ喜びをお届けします。

Baby Kumon / 書籍・知育玩具 / 学校・施設・企業への導入 /
認知病の予防と維持・改善 / 書写 /
日本語/ フランス語/ ドイツ語

公文教育研究会
代表取締役社長
池上 秀徳

指導者も社員も
「子どもから学ぶ」。
KUMONはいつも
学び続ける集団です。

私たちが大切にしている、創始者の
ことばがあります。

学ぶ力は、やがて生きる力へ。
KUMONは一組の親子の
絆から生まれました。

KUMONは、公文式学習を通して、
「生きる道を自らの力で切り拓いて
いける健全で有能な人材」の育成を
目指しています。

公文式教材のひみつを
わかりやすくご紹介。

公文式になくてはならない
指導者の役割とは。

私たちには「夢」があります。教育を通じて世界平和に貢献することです。

時を越えて。国境を越えて。
すべては、一人ひとりのために。

日本の子どもたちから
世界中の人たちへ。

    • KUMONグループ会社一覧
    • さまざまな場で「個人別・
      ちょうどの学習」を実践。
      世界各地に広がっています。
    • お問い合わせ・資料請求
      KUMONへのご意見、ご質問などを
      お寄せください。
    • お問い合わせ
    • ロゴに込められた想い
    • この、KUMONのロゴ。どこかで見かけたことありませんか?
      このロゴには私たちの想いがたくさんつまっています。