MENU

KUMONのつながり
KUMONを形づくるさまざまなつながりを
「人」「社会」「世界」「学び」の4つのテーマに分けてご紹介します。
KUMONで働く
仕事内容働き方会議
KUMONを知る
理念 事業紹介 KUMON now!
採用情報
採用情報はこちら新卒ENTRYキャリアENTRY
学びのつながり

「小集団ゼミ」現場レポート

KUMONには、教室の先生と事務局の社員が学び合う仕組みがあります。先生方が受け持つ公文式教室の子どもたちを題材に、指導法を学び合う「小集団ゼミ」。この学びの場には、6名前後の先生方が集い、社員がファシリテーターとなって、共通のテーマに沿った課題をディスカッションします。今回は、横浜事務局で開かれた「たし算までの指導」ゼミ(全3回)の様子をご紹介します。

第一回・第二回の振り返り

たし算の学習に入る前に、数の並び順と読み書きをしっかり身につけるための指導の観点をあらためて確認し、教室の子どもたちの様子を共有し合った第一回・第二回。
そこでは、指を使って数えてしまったり、特定の数字だけうまく書けなかったり、といった教室でのさまざまな課題が浮かび上がりました。各課題への指導策のアイデアが飛び交い、それぞれの学びを得た先生方。第三回目はそこで得た学びを教室で実践した成果を発表し合います。

session 01正しい答えを導くだけではない、指導の観点

正しい答えを出せるだけではなく、そのスピードや取り組む姿勢など、総合的な判断で到達度合いを測るのが公文式。

たし算に入る前段階の「数の並び」を学ぶ教材では、素早く答えがわかるか、どんな答えの出し方をしているのかといった<1.数の並びの理解>と、テンポよく学習できているか、集中できているか、といった<2.作業力>の2つの観点から、生徒の学習状態を把握し、指導計画を立てていきます。

とはいえ、生徒の課題は十人十色。つまずいている本当の理由は何なのか。それを正しく探り当てるにはどんなにベテランの先生でも絶対的な「答え」はありません。

社員が前回までの内容をおさらいした後、各教室での成果発表に。三回目ともなると、冒頭から先生方の活発なディスカッションが飛び交います。

session 02たし算の基礎となる数の並び

数の並びを瞬時に理解する力は、たし算の基礎となります。しかしA先生の教室に通う5歳の男の子は、”78”→”79”→”70”のようにくり上がりを間違えてしまうそうです。

「77、78、79と一の位の数が増えていくところまでは問題なく数字を書けるのにどうしてだろう」と、悩むA先生。

すると、「ゲーム感覚で大きい数を書く練習を続ければ自然と理解が進むのでは?」というアドバイスがある先生から出ました。その先生は、数を1から順番に書き込んでいくシートを活用して数の並びを意識させていて、子どもたちはそのスピードを競って夢中で取り組んでいるそうです。

このように、実践と経験に基づいた効果的な指導方法を先生同士で共有できるのも小集団ゼミならでは。「これなら無理なく反復学習ができますね」と、A先生は早速取り入れてみるそうです。

session 03保護者と協力して子どもを育てていく公文式

公文式教室には幼児さんも多く、B先生からは3歳の女の子についてこんな声が。

「保護者の方が学習の進行速度に焦りを感じているんです。どんどん教材を先に進めて伸びていってほしいと考えるのは、わが子を思う気持ちがあるからこそですが、まだ筆圧が弱くて書くのが大変そうなので、私は『作業力』を先に身につけたほうがよいのではないか、と思うんです」

テンポよくたくさんの文字、数字を書くために必要な筆圧の強さは、この先の取り組み姿勢にも影響する大事な要素です。B先生の相談に対し、ゼミの先生方からは、いま学習している教材の「今後の学習をスムーズにするために作業力を高める」という狙いを保護者の方にもより深く理解してもらうという提案がありました。

「今はゆっくりしたあゆみでも、今の学習内容がこの先の成長につながることを納得してもらえば、保護者の方も安心すると思いますよ」というベテランの先生の言葉に、「私も教材構成にもっと詳しくならなくては」と、前向きになったB先生の姿が印象的でした。

session 04一人はみんなのために、みんなは一人のために。

すべての教室が同じ教材を使用しているからこそ、一人の経験が全員の学びとなります。

一人の先生の発言にヒントを得て、さらにアイディアが広がり、最適な答えが見つかっていく過程のなかには、ベテランの先生方であっても常に生徒のことを一番に想い、実直に向き合う姿がありました。

また、まだ指導歴の短い先生は、生徒さんがつまずくと、「私の指導法が悪いせいでは?」と悩んでしまうこともあるそうですが、「それはよくあること」と経験豊富な先生が励まし、対策を一緒に考えてくれることで勇気をもらえるのだとか。

KUMONの先生の指導力は、こうして日々高まっていくのです。

担当社員からのコメント
南関東エリア横浜事務局 コンサルティング職 / 後藤 瑛 2014年入社

南関東エリア横浜事務局 コンサルティング職 / 後藤 瑛 2014年入社南関東エリア横浜事務局 コンサルティング職 / 後藤 瑛 2014年入社

ゼミは、先生方がお互いの知恵を出し合って学び合う場所。教室でのさまざまな悩みを解決するためには、同じ経験をしてきた先生方の事例が一番参考になります。

公文式の指導歴の長い先生方は、私よりもずっと多くの事例を持っていますから、こちらが常に学ぶスタンスで臨んでいます。毎回驚かされるのは、どれだけ指導歴の長い先生でも、「気づかなかった!」と素直な気づきを大切にされること。だから皆さんが、安心して悩みを共有できる雰囲気が生まれます。

先生方のどんな悩みも、すべては「子どもたちのため」。その一点で、ディスカッションが進んでいくゼミは、社員と先生方の双方にとっての、刺激と学びにあふれています。

※2017年9月取材時点の情報です。
KUMONのつながり

KUMONを形づくるさまざまなつながりを
「人」「社会」「世界」「学び」の4つのテーマに
分けてご紹介します。